時間もお金も削らない!共働き家庭の「家事負担を増やさない」やりくり術

- お互いに仕事で忙しく、平日の夜はヘトヘト。節約のために手作りしなきゃと思うが体力的に限界
- 外食や出来合いのお惣菜に頼ってしまい、食費がかさむことに罪悪感がある
この記事でわかること時間を削る我慢の節約ではなく、週末の下味冷凍やネットスーパー、家事シェアなど、手間とお金を同時に抑えるシステム作りのコツを提案します
「仕事でクタクタやのに、節約のために毎日ご飯手作りしなきゃ…」
お互いにフルタイムで忙しく働いているのに、無理して自炊を頑張りすぎて、心も体も限界になってしまうこと、ありませんか?
かつてのわが家でも、お互い忙しいのに「外食はもったいないから」と、平日の夜にヘトヘトになりながら晩ご飯を作っていました。その結果、イライラして夫婦喧嘩が増えたり、週末にストレスが爆発してデリバリーや高い外食をしてしまうという大リバウンドを何度も繰り返していました。ほんま、本末転倒でした。
共働き家庭のやりくりで一番大切なのは、時間を削って我慢することではなく、「仕組みを作って、手間とお金を同時に減らすこと」です。
今回は、わが家の失敗から生まれた、時間もお金も笑顔も守るための「共働きやりくり術」をご紹介します。
わが家の家事・買い出しシェア状況
平日の夕食作りや平日の買い物の手間を極限まで減らし、週末のまとめ買いや料理イベントを全員で分担しています。
夫
週末まとめ買い・調理担当
家事・買い物・家計への関わり
妻
平日の時短調理・ネットスーパー発注
家事・買い物・家計への関わり
長女(高2)
お弁当箱洗い・洗濯物取り込み
家事・買い物・家計への関わり
次女(小6)
配膳・ゴミ出し補助など
家事・買い物・家計への関わり
時間を売ってまで『手作り』にこだわるのをやめました
共働き家庭において、一番貴重で価値のある資源は「時間(体力)」です。
「1食100円浮かせるために、仕事帰りに疲れた体でスーパーをハシゴし、1時間かけて料理を作り、片付けで力尽きる」というのは、一見節約に見えますが、実は最大の赤字です。
なぜなら、削られた時間と体力のしわ寄せは、家族へのイライラや体調不良、そして週末の衝動買いという形で必ず家計に戻ってくるからです。
だからわが家では、平日の手作りにこだわるのを一切やめました。
カット野菜や冷凍食品、ネットスーパーを使うことは、手抜きではなく「家庭を円滑に回すための必要経費」とポジティブに捉えています。
大切なのは、無理のない自炊と適度な出来合い品の組み合わせで、トータルの出費とストレスを最小限に抑えることです。
| 家事項目 | 無理に手作りした場合 (時間のロス) | 適度に仕組み化した場合 (時短効果) | 節約&ゆとりのポイント |
|---|---|---|---|
| 日々の食材買い出し | 平日の仕事帰りに週3回スーパーへ(約90分/週のロス、無駄なついで買い多発) | 週末にネットスーパーでまとめ買い(店舗立ち寄りゼロ、定番リストで5分注文) | 『平日はスーパーに立ち寄らない』だけで、時間とついで買いを両方防げる |
| 毎日の夕食作り | 平日の夜にゼロから主菜・副菜を3品手作り(約60分/日の調理と片付け) | 週末の下味冷凍を活用。平日はフライパンで焼くだけ(約15分で完成) | 下味冷凍の肉・魚を焼くだけ。平日のキッチン滞在時間を極限まで削る |
| お弁当の準備 | 朝早く起きて冷食を使わずにおかずを調理(朝の睡眠30分ロス、光熱費アップ) | 前日の夕食スライドや下味冷凍の小分け活用(朝は詰めるだけの5分) | 夕食のおかずを多めに作ってお弁当用カップへ。朝の調理負担をゼロにする |
平日の夕食作りを無理なく楽にする『自炊システム』
平日の晩ご飯作りを驚くほど楽にするために、わが家で導入している自炊のシステム化の3つのルールをご紹介します。
買い物ポイントを箇条書きで整理します:
- 週末の「下味冷凍」で平日は焼くだけにする
土曜日にまとめ買いしたお肉や魚を、あらかじめジッパー袋に入れてタレや塩麹に漬け込んで冷凍しておきます。当日の朝に冷蔵庫に移しておけば、帰宅後はフライパンで焼くだけ。包丁もまな板も使わずに10分でメインおかずが完成します。 - 『一汁一菜』または丼もので平日のハードルを下げる
おかずを3品も4品も作るのをやめ、具だくさんの豚汁やスープと、下味冷凍を焼いたメイン1品、またはワンプレートの丼もので十分です。栄養は具だくさんスープでしっかり摂れます。 - ネットスーパーと「定番リスト」をフル活用する
毎週必ず買うもの(牛乳、卵、食パン、ヨーグルトなど)は、ネットスーパーの「お気に入りリスト」に登録。前日の通勤時間にポチるだけで、翌日の指定時間に自宅に届きます。買い出しに行く時間と体力を節約できます。
お金と家事を巡る『夫婦のすれ違い』を防ぐ家計ルール
共働き家庭でよくあるのが、「どちらか一方だけが節約にピリピリして、もう一方は無頓着」というすれ違いです。
これを防ぐために、わが家では「何のために節約しているか」の目的(例: 家族旅行に行く、子どもの進学資金を貯めるなど)を夫婦で完全に一致させました。
家事や買い出しを「当番制」にするのではなく、お互いの得意分野(夫は力仕事や週末の豪快料理、妻は在庫管理や平日の時短)で自然に補い合うこと、そしてお互いに「ありがとう」を言葉にする習慣が大切です。
また、家事を簡略化する便利家電(ドラム式電気洗濯乾燥機や食器洗い乾燥機など)の導入を「サボり」ではなく、「時間を買って、家族のゆとりと笑顔を増やすための投資」としてポジティブに検討することも、共働き家計の持続可能性を高める強力な防衛策になります。
| 削減できる時間の目安 | 難易度・手間の削減度 | 導入・継続のコツ | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 週末の下味冷凍(3日分) | 約 150 分 / 週 | 12,000円 | 都度(中) | 週末の買い出し直後にお肉を切ってタレに漬けて冷凍する仕組みにする |
| 2 | ネットスーパー(月2回利用) | 約 120 分 / 週 | 8,000円 | 設定のみ(低) | 定番品をお気に入り登録しておき、店舗までの移動とレジ待ちをゼロにする |
| 3 | 平日「一汁一菜」・丼ものルール | 約 180 分 / 週 | 6,000円 | 都度(低) | 品数を無理に増やさず、具だくさんスープで栄養バランスを補う |
| 4 | ドラム式洗濯機の導入 | 約 210 分 / 週 | 15,000円 | 設定のみ(極低) | 「干す・取り込む」家事自体をなくし、夜間や電気代の安い時間に回す |
| 5 | 家族全員の小分け家事シェア | 約 90 分 / 週 | 5,000円 | 都度(高) | ゴミ出し、配膳、お弁当箱洗いなど各自ができる役割を固定化する |
共働き家庭の家事時短&やりくりアクション別効果一覧
- 優先度
- 1
- 時短&やりくりアクション
- 週末の下味冷凍(3日分)
- 削減できる時間の目安
- 約 150 分 / 週
- 年間節約目安
- 12,000円
- 難易度・手間の削減度
- 都度(中)
- 導入・継続のコツ
- 週末の買い出し直後にお肉を切ってタレに漬けて冷凍する仕組みにする
- 優先度
- 2
- 時短&やりくりアクション
- ネットスーパー(月2回利用)
- 削減できる時間の目安
- 約 120 分 / 週
- 年間節約目安
- 8,000円
- 難易度・手間の削減度
- 設定のみ(低)
- 導入・継続のコツ
- 定番品をお気に入り登録しておき、店舗までの移動とレジ待ちをゼロにする
- 優先度
- 3
- 時短&やりくりアクション
- 平日「一汁一菜」・丼ものルール
- 削減できる時間の目安
- 約 180 分 / 週
- 年間節約目安
- 6,000円
- 難易度・手間の削減度
- 都度(低)
- 導入・継続のコツ
- 品数を無理に増やさず、具だくさんスープで栄養バランスを補う
- 優先度
- 4
- 時短&やりくりアクション
- ドラム式洗濯機の導入
- 削減できる時間の目安
- 約 210 分 / 週
- 年間節約目安
- 15,000円
- 難易度・手間の削減度
- 設定のみ(極低)
- 導入・継続のコツ
- 「干す・取り込む」家事自体をなくし、夜間や電気代の安い時間に回す
- 優先度
- 5
- 時短&やりくりアクション
- 家族全員の小分け家事シェア
- 削減できる時間の目安
- 約 90 分 / 週
- 年間節約目安
- 5,000円
- 難易度・手間の削減度
- 都度(高)
- 導入・継続のコツ
- ゴミ出し、配膳、お弁当箱洗いなど各自ができる役割を固定化する
スッキリ解決! アクションリスト
- 平日の買い出しをなくすため、週末のまとめ買いやネットスーパーを導入する
- 週末の買い出し直後に、平日のメインおかず(肉・魚)の「下味冷凍」を仕込む
- 平日の晩ご飯のおかずは「メイン1品+具だくさんスープ」を基本にする
- 家族全員で、各自が担当できる小さなお手伝い(ゴミ出し、配膳など)を話し合って決める
- 家事時短家電の導入を「時間を買う投資」として、夫婦の家計会議で検討する
共働きがスタートしたばかりの頃、私は「仕事も家事も節約も、全部一人で完璧にやらなあかん!」と勝手に思い詰めていました。平日の夜にフラフラになりながら唐揚げを揚げていたとき、手伝おうとした夫に「もう邪魔せんといて!」とキツく当たってしまい、大喧嘩に。その時、「何のために節約してるんやろ。家族がイライラするくらいなら、適度に惣菜を買ったり、下味冷凍で手を抜く方がよっぽど健康的やな」と気づいたんです。時間を守ることは、家族の笑顔を守ること。共働き家庭のみなさん、ぜひ「上手な手の抜き方」を夫婦で話してみてくださいね。
本記事で紹介している時短効果や節約目安は、フルタイム共働きで子育てを行う4人家族(手取り合計50万円)を想定したシミュレーションの一例です。実際の家事負担の削減時間や水道光熱費・食費の変動は、お住まいの地域、住宅環境、ご家族の勤務スケジュール、導入する家電の仕様によって大きく異なります。時短家電の購入(初期投資)にあたっては、ご家庭の貯蓄ペースや必要な機能を確認の上、無理のない範囲でご判断ください。
確認した公式情報
共働き世帯の家事バランスや時間のゆとりについては、内閣府男女共同参画局の公表資料などを参考に整理しています。
- 内閣府 男女共同参画局 公式ウェブサイト確認月: 2026年5月