光熱費の悩み

ガス代が気になる家庭のための、お風呂・キッチン見直し表

読む目安: 約7分

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こんなお悩みありませんか?
  • 冬場や季節の変わり目にガス代の請求を見て驚いた
  • お風呂やシャワー、キッチンの給湯でどこに無駄があるのかわからない

この記事でわかることお風呂(湯船とシャワー)やキッチンでのガス消費を抑える具体的な使い方と、年間で約数万円の削減効果があるアクションを整理します

「え、今月のガス代こんなに高いの!?」と検針票を見て二度見してしまったこと、ありませんか?

特に冬場や、気温がガクンと下がる季節は、水温が低い状態からお湯を沸かすから、お風呂やキッチンで使うガスの量が跳ね上がってまいます。

電気代と違って「ガスはどこでたくさん消費されているのか」が見えにくく、どうやって節約すればいいか、ほんま悩みどころですよね。

今回は、わが家の4人家族モデルをもとに、ガス代の大部分を占める「お風呂(シャワーと湯船)」と「キッチン」での具体的な見直し手順と、一度意識すればずっと効果が続く削減のコツをご紹介します。

わが家のガス利用モデル

ガス代の大半を占めるお風呂とキッチン。家族それぞれの使い方のクセと対策を整理しました。

シャワーが長い(15分以上)

ガスの主な消費用途

  • 長時間のシャワー

お皿洗いはお湯(42℃)で洗うのが習慣

ガスの主な消費用途

  • キッチン給湯
  • ガスコンロ強火調理

長女(高2)

お風呂が大好きで長風呂

ガスの主な消費用途

  • 長風呂
  • 何度も追い焚き

次女(小6)

シャワー流しっぱなし

ガスの主な消費用途

  • シャワー流しっぱなし
  • 家族とズレる入浴時間

ガス代の約8割はお風呂!シャワーと追い焚きを狙い撃ち

家計の中でガス代を安くしたいと思ったら、まず目を向けるべきは「お風呂」です。実は、家庭で消費されるガスのうち、約8割がお風呂(シャワー+湯船)に使われていると言われています。

特にシャワーは出しっぱなしにしがちですが、1分間流すだけで約12リットルものお湯が消費されます。これにかかるガス代と水道代を合わせると約4.5円。もし家族4人が毎日シャワー時間を1分ずつ短縮するだけで、年間約6,500円の削減になります。ほんま、毎日の1分がバカにできません。

また、湯船にお湯を張る際の「追い焚き」も要注意です。追い焚きは1回につき約2.6円〜4円程度のガス代がかかります。家族の入浴時間がバラバラで、何度も追い焚きをしていると、それだけで月数百円〜千円以上の無駄になってしまいます。家族が間隔を空けずに入浴し、最後の人は必ずフタを閉めるルールを徹底しましょう。

シャワー時間短縮によるガス・水道代の年間コストシミュレーション(1人あたり)
シャワー時間年間ガス代目安年間水道代目安合計年間コスト
15分(出しっぱなし多め)約 18,000 円約 7,500 円約 25,500 円
10分(標準的)約 12,000 円約 5,000 円約 17,000 円
5分(こまめに止める)約 6,000 円約 2,500 円約 8,500 円

キッチンで今日からできる!「給湯器の温度下げ」と「コンロ中火」

お風呂に次いでガスを消費するのがキッチンです。ここで一番簡単かつ効果的なのが、給湯器の設定温度の見直しです。

  • 給湯設定温度を38℃(ぬるま湯)にする
    冬場など、お皿を洗う時に設定温度を「42℃」など高めにしたままにしていませんか?お皿の油汚れを落とすだけなら、38℃前後のぬるま湯(または水とゴム手袋)で十分。設定温度を4℃下げるだけで、余分なガス消費を抑えやすくなります。ほんま、これだけでガス代が変わるから不思議です。
  • ガスコンロは「鍋底からはみ出さない中火」にする
    コンロで調理する際、強火にして炎が鍋底からはみ出しているのを見かけます。実ははみ出た炎は、鍋に熱が伝わらず周囲の空気を温めているだけの無駄なエネルギーなんです。「鍋底からはみ出さない中火」が効率のよい目安です。
  • お湯を沸かす時はフタをする
    ヤカンや鍋でお湯を沸かす際、フタをすると熱が逃げにくく、沸騰までの時間も短くなります。これも小さく続けやすい習慣です。

一度やればずっと続く!ガス代削減の強力アイテムと仕組み

「お湯を出すな」「シャワーを早く浴びろ」と毎日家族に言うのは、言う方も言われる方もストレスがたまりますよね。節約を長続きさせるためには、我慢に頼らない「仕組み」を作ることが大切です。

最も効果的なのは、「節水シャワーヘッド」への交換やと思います。手元に一時ストップボタンが付いているタイプなら、こまめにシャワーを止めるのが簡単になり、シャワーのガス代・水道代を30%〜50%自動的にカットできます。初期費用は数千円かかりますが、数ヶ月で元が取れる計算です。

また、湯船にはアルミ製の保温シートを浮かべ、その上からフタを置くことで、お湯が冷めるのを防ぐことができます。お湯が冷みにくくなれば、必然的に追い焚き回数を減らすことができます。

家族で取り組むガス代見直し基準表(年間削減目安)
削減アクション難易度
1節水シャワーヘッド導入手元止水ボタン付きの節水シャワーヘッドに交換(自動で30〜50%節水)12,000円初回のみ(低)
2シャワー時間の短縮家族全員が毎日シャワー時間を1分ずつ短縮する9,000円毎日(中)
3追い焚き回数の削減家族が間隔を空けずに入浴し、最後の人はフタを閉める(追い焚きを1日1回減らす)6,500円毎日(中)
4キッチン給湯温度の変更キッチンの給湯設定温度を42℃から38℃(ぬるま湯)に下げる3,500円設定のみ(低)
5コンロの火加減調整ガスコンロの炎が鍋底からはみ出さない「中火」を徹底する3,000円都度(低)

家族で取り組むガス代見直し基準表(年間削減目安)

優先度
1
項目
節水シャワーヘッド導入
削減アクション
手元止水ボタン付きの節水シャワーヘッドに交換(自動で30〜50%節水)
年間節約額
12,000円
難易度
初回のみ(低)
優先度
2
項目
シャワー時間の短縮
削減アクション
家族全員が毎日シャワー時間を1分ずつ短縮する
年間節約額
9,000円
難易度
毎日(中)
優先度
3
項目
追い焚き回数の削減
削減アクション
家族が間隔を空けずに入浴し、最後の人はフタを閉める(追い焚きを1日1回減らす)
年間節約額
6,500円
難易度
毎日(中)
優先度
4
項目
キッチン給湯温度の変更
削減アクション
キッチンの給湯設定温度を42℃から38℃(ぬるま湯)に下げる
年間節約額
3,500円
難易度
設定のみ(低)
優先度
5
項目
コンロの火加減調整
削減アクション
ガスコンロの炎が鍋底からはみ出さない「中火」を徹底する
年間節約額
3,000円
難易度
都度(低)

スッキリ解決! アクションリスト

  • キッチンの給湯器温度を38度以下(ぬるま湯)に変更する
  • お風呂の給湯設定温度を必要以上に高くしない(40度前後)
  • お風呂にフタを必ず閉めて、追い焚きの回数を減らす
  • ガスコンロの炎が鍋底からはみ出さないよう中火で調理する
  • シャワーの出しっぱなしを防ぐために、こまめに止める習慣をつける
わが家のメモ

お風呂は家族それぞれのリラックスタイムでもあるので、『早くお風呂から出て!』と毎日怒るのはお互いにストレスになりますよね。わが家では、まず節水シャワーヘッドを導入して自動的にガス・水道代を抑える仕組みを作りました。これなら誰も我慢せんと、年間1万円以上のゆとりができるので、ほんまにおすすめです。

最後に:実践する前のお願い

記事内のガス料金や削減目安は、一般的な都市ガス(熱量約45MJ/m3)および一般的なLPガス(プロパンガス)の料金モデル、および省エネ庁の公開データをもとに算出した一例です。実際のガス代や削減効果は、お住まいの地域、ガスの種類(都市ガス/LPガス)、契約しているガス会社・料金プラン、給湯器の熱効率(エコジョーズ等)、ご家庭の水温によって大きく異なります。特にLPガス(プロパンガス)は都市ガスに比べて単価が高いため、削減効果がさらに大きくなる傾向があります。冬場などの急激な温度変化によるヒートショック防止のため、浴室や脱衣所の温度管理には十分配慮し、無理のない範囲で調整してください。

確認した公式情報

ガス代の削減目安や省エネルギーの効果については、資源エネルギー庁の公表資料などを参考に整理しています。